毎年恒例の薬師祭(栗尾ふるさと委員会主催)ですが、終息の兆しも見えない新型コロナ感染症のため、今年は餅まきやコンサートなどのイベントを中止いたしました。しかし、法要だけは勤めなければならず、7月12日(日)午前10時より、約15名の参拝のもと住職が執り行いました。法要は栗尾薬師如来の功徳により心身安寧、福寿増長を祈願すると共に、『卻瘟神呪』という疫病退散を祈る際に読経する呪文を参拝者全員で唱え、新型コロナの速やかな終息を祈りました。
疫病以外にも今年も九州地方を中心に大雨による被害が出てしまい、多くの尊い生命が奪われてしまいました。現地に赴いての具体的な支援はできずとも、ご冥福と一日も早く日常を取り戻していただくことを祈ることも大切です。「明日は我が身」を、忘れてはなりません。