健康長寿・無病息災などを祈願する「薬師祭」を7月12日(日)、松禪寺を会場に栗尾ふるさと委員会「ふるさと135」(会長・西垣勝美さん)が主催し、但東シルクロード観光協会の後援をいただいての開催となりました。当日は快晴に恵まれ、地域内外から約80名が訪れました。
午前11時には写経をされる人もチラホラ。午後1時半、法要を前にふるさと委員長・西垣勝美さん、栗尾区長・水縄松生さんの開会と歓迎の挨拶があり、続いて市議会議員・福田嗣久さん、豊岡市但東振興局長・谷岡慎一さんよりお祝いのご挨拶をいただきました。午後1時半から薬師堂で法要を行い「オン、コロコロ、センダリ、マトウギ、ソワカ」と皆さんで唱え、「福慧増長し心身安楽にして、諸縁吉祥ならんことを」と祈願いたしました。この間、境内ではペッタンペッタンと威勢良くふるまい餅の餅つきが行われました。また、今年はできたてアツアツのポップコーンも振る舞いました。
午後2時半からはコンサートの始まりです。今回は京都を中心にご活躍のシンガーソングライター・伊藤タカ子さんを迎えてのコンサートです。伊藤さんは、白血病患者支援団体NPО法人「ドリーム・トイ」を主宰し、臍帯血バンクの啓蒙、啓発活動、募金活動、講演会、ロビーコンサートなどの社会活動も積極的に展開されています。この日は、よく知られた「コーヒールンバ」「砂に消えた涙」「愛の讚歌」のほか、オリジナル曲の「ただ素直にあなたを愛したいだけ」「送り火」など全10曲を歌われ、アンコールでは全員で「おおシャンゼリゼ」を楽しく歌い、もう1曲もさらに歌っていただきコンサートを閉じました。若き日の想い出がよみがえるかのように口ずさむ人も見受けられ、華やかで楽しいコンサートでした。また、いつかはお招きしたい歌手のお一人です。
祭りの最後は、餅まきです。前日の夕方からふるさと委員や有志など約30人が集まって搗きあげた餅で、和やかでにぎやかな餅まきでした。
【ご協力ありがとうございました】
豊岡市出石町・長専寺様(ポップコーン機借用)、福知山市・養泉寺様(ステージ借用)、朝来市・瑞泉寺様(法要荷担)、与謝野町・玉田寺様(法要荷担、コンサート全般担当)、栗尾ふるさと委員、有志の皆さま。