松禪寺と桂昌寺の主催で来る10月18日、大本山妙心寺への団体参拝を行います。隔年での実施ですので、ぜひこの機会に妙心寺へお参りしましょう。江戸時代に建立された法堂では、天井に描かれた雲龍図や国宝の梵鐘などを拝観するほか、微妙殿での団参諷経に臨みます。法要では希望により特別に個人のご先祖様またはご縁の方の塔婆供養(読み上げ)をしていただけます。団参参加申込みと同時にお申し付けください。供養料は一霊位につき1千円です。
お昼は少々遅くなりますが、黄檗宗・閑臥庵(京都市北区)にて普茶料理を召し上がっていただきます。普茶料理とは、黄檗宗の開祖隠元禅師が中国から伝えた精進料理です。「普茶」とは「普く大衆と茶を供にする」という意味を示すところから生まれた言葉と、黄檗宗大本山萬福寺のホームページに示されています。閑臥庵の料理は、この普茶料理を京懐石風にアレンジされたもので、味はもちろん見た目も華やかで美しい料理です。精進料理ですから健康的ですし、閑臥庵の静かな山内で伝統の味を楽しみましょう。
参加旅費は1万9千5百円と高めですが、貸切バス料金制度の改正や普茶料理の代金などからやむを得ない価格です。多くのご参加があれば、それだけ一人当たりの単価も下がりますので、ぜひ一緒に本山参りをいたしましょう。