和やかに秋彼岸会

台風が過ぎ去っても雨模様が続く中、彼岸中日を迎えた9月22日、松禪寺では秋彼岸法要を執り行いました。いつものとおり、朝8時半から当番さんたちによる調理が始まります。厨房から聞こえてくるいろいろな調理の音と声、ふだん静かな山寺は活気を帯びてきました。  午前10時頃、総代さんをはじめ参拝者の皆さんが来山されます。稲刈りも終えた安堵感が、挨拶の声と顔に伺えます。午前11時、総代さんの撞く大鐘の合図で法要が始まります。参拝者全員で読経、焼香をして先祖様に感謝の意を伝えます。  読経後には和尚から、お知らせやお願いごとなどのほか、米寿を迎えられた方に、妙心寺派管長様からの賀詞と記念品を伝達し、参拝者全員で祝いました。  本堂や薬師堂にお供えしたお膳と同じ食事を、今度は参拝者全員でいただきます。実りの秋に、そして今ある命に感謝しながら味わいました。お彼岸は、命の感謝ディです。  食事もいただいて満足した後は、レクリエーションで和みましょうと、矢根の岩出智子さん(豊岡市社会福祉協議会勤務)に来ていただきました。30分ほどのあいだ、手足を伸ばしたり、頭の体操にと、笑いながらの微笑ましい一時でした。外はあいにくの雨でしたが、ささやかながら今ある幸せを実感していただいたように思います。