初薬師

本年最初の薬師如来の縁日、初薬師でした。朝は一人でお勤めいたしましたが、午後8時に3家族5人が参ってこられ、一緒に読経いたしました。
薬師如来は、正しくは東方薬師瑠璃光如来といいます。十二の大願、すなわち除病安樂、諸根具足、苦悩解脱などがあり、現世利益(りやく)の仏さまとして信仰を集めてきました。
境内にあるこの薬師堂は、明治28年9月に当時の住職・渡邉玄淑師が記録されたものによれば、「この堂は村持ちにて、以前は当村字堂ノ本という処に在りて、村内協議の上、明治13年3月頃当境内地へ転地せしものにて今に至る。村内共有の佛堂なり。」と記されています。
中央の薬師如来坐像(高さ121.5㎝)は平安時代の作と推定され、兵庫県重要文化財に指定されています。このほか、釈迦如来坐像、阿弥陀如来坐像、多聞天立像、増長天立像、地藏菩薩立像などが祀られています。