春の雨 心も潤う定期巡教

彼岸中日とは打って変わり、翌21日は雨降りでした。この日は、午前10時より春季定期巡教を開教しました。

布教師さんは、福岡市からお越しいただいた勝楽寺ご住職・青井直信師です。今年のテーマは、「おかげさま」三宝の恩〜仏法ありがたし〜です。約90分にわたって、「仏・宝・僧」の三宝について説いていただきました。玄奘三蔵法師の弟子となった孫悟空、猪八戒、沙悟浄を「貪瞋痴」(とんじんち)という根本的な煩悩に例えながら、わかりやすく話していただきました。平日でもあり約15名の参加でしたが、「良い法話でした」と笑顔で帰っていただきました。

雨降りで足元も悪い中、お参りいただいた方にはお礼申し上げます。春の恵みの法雨が、皆さん方の心を潤したことと喜んでおります。

穏やかな日和 春彼岸会

彼岸中日となる3月20日、お寺では彼岸法要を営みました。朝8時半から台所では当番さんらが、手際良くお昼の弁当作りに励みました。

一時の大雪も昔のことのように思われる穏やかな天候に、お参りいただく皆さんの足取りも軽やかに思えます。

午前11時、30人余りの皆さんと共に、彼岸法要を勤めました。ご先祖様へ、今在る暮らしと命に感謝申し上げました。

法要が終わればお斎です。仏さまにお供えした当番さん手作りのお弁当を、今度は私たちがいただきます。今年からは、長机にイスに腰掛けての食事です。総代会で年輩の方々にはイスの方が良いということになり、評議員総会でご承認いただいて護持会の特別会計で購入していただきました。これで、皆さんも気軽にお参りしていただくことができます。

斎座の後は、妙心寺派が進める「第二の人生」プロジェクトを取り上げた「寺は蘇るか」〜シルバー世代が挑む地域再生〜を鑑賞しました。これは、日本テレビ系で放送されたテレビ番組で、録画したものをプロジェクターで映しました。過疎化がますます進む中、田舎の寺院は存続の危機にあります。松禪寺もその中にあります。次の世代に、いかに繋げていくか、大きな課題を背負っています。

穏やかな日和のもと、彼岸中日はのんびりとした時間が流れていました。