修正会(しゅしょうえ)

正月元旦より3日間は、修正会という行事を執り行います。国家の泰平と仏法の交流、檀信徒の除災・罪障消滅・如意円満の祈願のため、大般若祈祷を行うものです。
この正月3日間は、ご本尊である延命地藏尊はお休みをいただき、正面には十六善神を掛け、「大般若札」をお供えします。十六善神は、般若経の護持を誓った16の夜叉神のことです。お釈迦様の教えを聴いて一切の罪障を消滅して仏心を悟ることができたそうです。このことから、大般若経を信仰する者を守護する善神となったそうです。
松禪寺の十六善神の掛け軸は、安永8年(1779)に寄進された古いものです。
修正会とは、読んで字の如く、まちがいや、でこぼこをなおして正しくする、という法会です。努力もせずに結果を求めたり、まちがった方向に努力しないよう正すためのものでもあります。それは、私たち自身にある仏心に目覚めることなのです。

鏡餅

正月に神仏にお供えする鏡餅、お寺でも正月にお供えします。きょうは、その餅つきで12kgを杵と臼で搗き上げました。先代の頃は、檀徒各家に切り餅を配っていましたから、その量はもっと多かったと思います。切り餅を一つずつ半紙に包むのが、私たち子どもの仕事でもありました。飽食の時代からでしょうか、餅を配ることもなくなり、鏡餅も昔と違って小さくなりました。写真の臼にあるのは、草餅です。鎮守でもある村の愛宕神社の鏡餅もつくりました。

大般若札

正月、お寺では大般若転読祈祷会(だいはんにゃてんどくきとうえ)を執り行います。この時、大般若札を祈祷し檀信徒皆様に配ります。「家門吉祥、災除魔障」などの祈りを込めたこの大般若札は、各家の護符ですから、家や部屋の入り口などに貼って魔除けにするものです。きょう、このお札に「三宝印」を押印しました。

薬師堂に雪よけ設置

本堂の屋根から落ちる雪が薬師堂の北側壁を直撃するものですから、今までは戸板や合板を壁に立てかけていたのですが、見た目も悪く、効果も今ひとつでした。そこで、大工さんに頼んで防壁を設置してもらいました。雪の圧力に耐えられるかどうかわかりませんが、大雪に備えました。

除夜の鐘ご案内

行く年来る年、大晦日は除夜の鐘を撞いてみませんか。今年も大晦日には、お参りの皆さんによって除夜の鐘を撞きます。
除夜とは、除日(じょじつ)の夜といい、旧年を除く日と辞書にはあります。その夜に鳴らす「除夜の鐘」は、年を越すにあたり人の心にある百八つの煩悩を清らかな鐘の響きで鎮め、新しい気持ちで新年を迎えようとする仏事のひとつです。
12月31日(火)の午後11時45分頃から撞き始める予定です。本堂、薬師堂へのお参りもできます。温かい飲み物なども用意していますので、ぜひお参りください。